★女性のいびきの意外な原因とは?本気で治したい!病院は何科を受診すればいい?

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最近いびきをかく事を悩みにしている女性が増えているそうです。

男性のかくいびきは「あたり前」というイメージが強くありますが、
女性の場合にはいびきをかかないのがあたり前で、
女性がいびきをかく事は「恥ずかしい、はしたない」というイメージを持たれそうと、
人にも相談できず悩みが深刻になりやすい傾向がある様です

女性の場合は年齢とともにいびきに悩む人が増えてきます。
男性も女性もいびきをかく原因には根本的な違いはありませんが、いびきをかく様になる原因については男性と女性とでは違ってきます。

いびきが酷いと無呼吸症候群などが原因となっているという心配もあり、男性でも病院に受診に行こうか?などと考える場合もありますが、ほとんどの場合には単なるいびきだからと、本気で治す事を考えたり病院に受診に行ったりはしません。

しかし女性の場合にはいびきが酷くなってくると、恥ずかしいから気楽に泊りに行く事も出来ないので、早く治すために病院で受診した方が良いのでは?などと考えてしまいます。

果たしていびきをかく女性ならではの原因とはどの様なものなのでしょうか?
根本的に治す事は別として、いびきをかかなくする方法はあるのでしょうか?
それともやはりいびきをかかなくするためには病院で受診するしか方法がないのでしょうか?

そこで今回は『女性のいびきの意外な原因とは?本気で治したい!治すためには病院は何科を受診すればいい?』について紹介します。

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女性と男性のいびきに対する意識は?

女性と男性とで、いびきをかく割合は男性の方が多いという事はお伝えしました。

それでは女性と男性のいびきをかく割合はどの程度なのでしょうか?

2001年にエスエス製薬さんから発表された「いびき白書」が行った「ほぼ毎日いびきをかいているか?」という調査によると、男性は48%(40代60代では7〜80%)、女性は15%という結果になったそうです。

これに対して「いびきで悩んでいるか?」という質問に対しては、男性で50%、女性で70%が悩んでいると答えたそうです。

ただしいびきで悩んでいるかどうかに関しては、女性は20代~40代でほぼ同一の結果であったのに対し、男性は20代の50%が最も多く、30代、40代と年齢を重ねるごとに少なくなるという結果になったそうです。

またいびきをかく人は逆に、男性は年代ごとの差がなく女性は年齢を重ねるごとに多くなるという結果となっています。

やはり女性より男性の方がいびきをかいてはいるものの、あまり気にはしていないという事になりますね。

いびきをかく仕組みとは?

女性のいびきについてご説明する前に、先ずはいびきをかく仕組みについて簡単にご説明します。

当たり前の事ですが私たちは起きていても寝ていても呼吸をしています。そして普段呼吸している時に音が出る事はまずありません。

それでは何故寝ている時の呼吸はいびきになるのでしょう?

人が寝ている時には舌や喉の筋肉の緊張もなくなります。舌の緊張がなくなると舌が喉の奥に落ち込み息の通り道である気道が狭くなります。同様に喉の筋肉が緩んでも気道は狭くなってしまいます。

気道が狭くなると気道で乱気流が起こり音が出ます。隙間風がピューピュとなるのと同じ仕組みですね。また空気が上顎の奥やのどちんこを振動させて音が出る事もあります。唇を震わせると音が出るのと同じ仕組みです。

この様にして出た音が喉や鼻で共鳴してさらに大きな音となる事でいびきになります。

気道が狭くなる原因には次の様なものがあります。
舌が大きい
下顎が小さい
首が太くて短い
口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)や咽頭扁桃(アデノイド)が大きい
のどちんこ(口蓋垂)が長いまたは大きい
鼻が詰まっている
鼻中隔湾曲症(鼻が曲がっている)
口呼吸をしている
口の周りの筋肉(口輪筋)が弱い

いびきをかく仕組みや原因はこの様なものになります。

これらの原因があっても、普段起きている時には筋肉が緊張しているので大きな音が出る事はありませんが、眠りについて筋肉が緩むと音が出る様になります。

またいびきの種類には、気にかけなくても良いいびきと気にかけないといけないいびきがあります。

一つは、「単純いびき症、または、原発性いびき」と言われる、周りの迷惑をよそに本人はグッスリと寝ていて、翌日も支障なく過ごせるといういびきです。

これは枕の高さや寝る向きを変えるなどの工夫である程度簡単に治まる、あまり心配のいらないいびきです。

もう一つは、大いびきの後に呼吸がしばらく止まり、また大いびきをかくという事が何度も繰り返される。いつもはいびきをかかないのに急にいびきをかき始める。

といういびきで、前者の場合には睡眠時無呼吸症候群、また後者の場合には脳卒中などの脳血管障害の可能性があります。

この様な時には翌日問題ない様でも、念のために病院に行った方が良いでしょう。

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女性のいびきの意外な原因とは?

エスエス製薬さんの調査でも、男性の場合にはいびきをかく、かかないに年齢は関係ありませんが、女性の場合には40歳ぐらいまではあまりいびきをかかないという結果が出ています。

なぜ女性は男性に比べていびきをかかず、特に40歳以前ではいびきが出にくいのでしょう?


30代までの女性に最も多く、40代以降の女性がやや少なく、男性はさらに少なくなるもの…
そうです!それは女性ホルモンです!

女性ホルモンの一種であるプロゲステロン(和名、黄体ホルモン)には、喉の筋肉にハリを与える効果があるので気道があまり狭くならないのです。

しかしプロゲステロンはいびきをかきにくいというだけです。

2001年に行われたエスエス製薬さんの調査でも、いびきをかいているのが15%と低い女性ですが、2001年の5年前に行われた1986年の調査では10%とさらに低い数字でした。

つまり2回目に行われた2001年ではいびきをかく女性は増えているのです。残念ながらエスエス製薬さんの調査はその後行われていないのですが、現在の数字はさらに増えているものと思われます。

それではなぜ増えているのでしょう?

一つには女性の社会進出が挙げられます。社会に出る事でストレスやホルモンバランスの乱れが女性のいびきを誘発していると言われています。

他にも女性がいびきをかく原因として

  • 肥満
    男性でも女性でも首周りの脂肪が多いと気道が狭くなりやすくなるため、いびきをかきやすくなります。
  • 顎が小さい(小顔)
    顔が小さいと気道も細い場合が多く、睡眠中に舌の筋肉が緩んで喉の奥に落ち込んでしまい喉を塞いでしまいます。また顎の周りの筋肉も鍛えられていない傾向にあるのでさらに気道が細くなる可能性があります。
  • 更年期
    喉の筋肉にハリを与えるとされるプロゲステロンの分泌量が減ってしまう事で、喉の筋肉からハリが失われ睡眠時の気道が狭くなる可能性があります。更年期を迎える年代になると、ホルモンの分泌量が減ってしまうだけではなく、なんとなくイライラしてストレスを感じたり加齢によって筋肉も衰えたりします。
    ストレスは良い睡眠を妨げ、気道を支える筋肉の衰えは睡眠時の気道を狭くしてしまいますので注意しましょう。

単純いびき症(原発性いびき)であれば、病気の面ではいびきをかいても安心と言われますが、やはり女性としてはいびきをかく事を止めたいものです。

いびきをかかない様にするためには?

それではどうすれば良いのでしょう?

  • 口や喉の周りの筋肉を鍛える
    食生活の変化から以前に比べ固い物を食べなくなった事で、口や顎の周りの筋肉が弱くなったと言われています。
    食事の時には良く噛み、発声練習などをして顔全体の筋肉を鍛えましょう。
  • 鼻呼吸を心がける
    寝ている時に鼻呼吸を心がけるという事には無理がありますので、普段より鼻呼吸を心がけ、鼻づまりなど無意識に口呼吸をしてしまう様な原因は排除する様にしましょう。
  • 寝る姿勢
    仰向けに寝ると舌が喉の奥に落ちやすくなります。睡眠中は仰向けより横向きの方が気道を確保しやすくなります。

他にも先に挙げた気道を狭くする原因の中で、思い当たる事がある様でしたら解決します。身体的な原因に関しては専門医にも相談した方が良いかも知れません。
いずれも気になったら症状が慢性化しない内に、すぐに始める様にしましょう。

いびきが気になったら病院は何科を受診すればいい?

努力したけれども一向にいびきが治らない!という場合はどうすれば良いのでしょう?

答えは当然専門医の診断を受けるという事になります。

そこで専門医っていったい何科のお医者さん?という事になります。

自分でいびきの原因が特定できない…という場合には、取り敢えず「耳鼻咽喉科」を受診してみてください。 口呼吸をしている事が原因と考えられる場合にも先ずは耳鼻咽喉科を受診してみてください。

またいびきの原因として思い当たる事があれば、
肥満などで喉の周りに脂肪がついている事が原因と考えられる場合には「内科もしくは呼吸器科」

精神的ストレスなどが原因と考えられる場合には「精神科や心療内科」

顎が小さいなど噛み合わせが悪い事が原因と考えられ場合には「口腔外科」

身体的な原因でいびきをかいている場合には、自分で解決しようとしても難しかったり逆効果になったりする事もあります。


早めにお医者さんに相談してみると良いでしょう。

以上となります。

いびきをかく仕組みは男性でも女性でも同じ仕組みとなりますが、いびきをかきにくい女性がいびきをかく様になった場合には、ホルモンの分泌量の減少という女性特有の原因の場合があります。また小顔ブームや女性の社会進出によるストレスの増加などで、女性がいびきをかく割合も増えてきていますので注意してください。

まとめ

単純いびき症は心配いらないとは言っても、やはり友人や恋人とのお泊まり…という時にはいびきをかいてしまいわないか不安になってしまいます。

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いびきをかいている事を放っておくと慢性化してしまうので、早めに対処してください。

また鼻腔拡張タイプやマウスピースタイプ、ベルトタイプや市販薬など様々ないびき対策グッズも出ていますので、参考にしてください。

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記事公開日:2017年3月2日

カテゴリー:健康

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